美談は美談だけどね

五輪スピード:銀メダル田畑、穂積の所属企業 社長が涙
http://mainichi.jp/select/today/news/20100301k0000m050018000c.html

厳しい経営環境の中、社長の田中洋一郎さん(46)らが自らの給与を削って2人を支援してきた。田中さんは「こんな小さな会社でもメダリストを送り出せた。誇りに思う」と目を潤ませた。

国体の地元開催に向けた選手育成を依頼され「地元に恩返しをしよう」と始めた。

 04年、富士急を退社し、スポンサーを探していた田畑選手が入社。実さんが「力のある選手をなぜどこも支援しないんだ」と決断した。翌年、高校の後輩の穂積選手も加わり、五輪に向け活動を本格化させた。

 ところがここ数年、景気悪化や公共事業の削減で年商は最盛期の半分以下に。部員2人の経費は年間2000万〜3000万円だが負担は重い。それでも田中さん親子は「小さい会社でもやれるんだ」という思いを胸に、自分たちの報酬を削って部費を捻出(ねんしゅつ)した。

いや、素晴らしい話ではある。この社長みたい人がおそらく大部分のスポーツ選手を支えてるんだと思う。ただ、こういうタニマチじゃないけど企業が、記事にもあるけどもう持たなくなってきつつある現状もあり、さて、今後どうなりますかね、というのがここ最近思ってることではあります。